妊娠を機に味覚や嗅覚が劇的に変化することは珍しくありません。特に妊娠初期から中期にかけては、ホルモンバランスの急変に伴い、酸味やジャンクフード、塩気と脂質が強い濃厚な味付けを体が欲するケースが多発します。
ネット上のマタニティコミュニティでも「つわりで他のものは受け付けないのに、なぜか家系ラーメンだけは無性に食べたくなった」という声が数多く寄せられています。脱水や電解質の不足を感じた身体が、本能的にナトリウムやエネルギー密度の高い脂質を求めていることも一因とされています。
ただし、本能の赴くままに摂取し続けることにはリスクが伴います。妊婦向け食事指導の最新データにおいても、単なる我慢ではなく「欲求のメカニズムを理解した上での適切なコントロール」が推奨されています。