一方で、ネット上には「宗教っぽい」「怪しい」といったネガティブな噂も散見される。威勢の良い挨拶や独特のルール、強い結束力が、外部から見ると新興宗教や過激な自己啓発セミナーのように映ることもあるためだ。
経営コンサルティング業界の専門家は、この現象を次のように冷徹に考察する。「倫理法人会は宗教ではなく、あくまで道徳や倫理をベースにした実践道場。ただし、ハマりすぎて本業を疎かにしたり、強引な勧誘を行ったりする一部の会員の振る舞いが、ネガティブな評判を生む原因になっている」。
単なる自己啓発の枠を超えて、実際の成果に繋げるためには、入会者側が「思想に飲まれず、経営の道具として賢く活用する」という客観的な視点を持つことが不可欠だ。