今年に入り、インターネット上の匿名掲示板にアップロードされた数枚のPDFファイルが、事態を急展開させた。そこには、閉鎖直前の数ヶ月間にわたり、実体のないダミー会社へ数千万円規模の資金が送金されていた記録が記されていた。帳簿上の名目は「設備コンサルタント料」だが、その会社の実体は登記簿上にも存在しない。
この資金はどこへ流れたのか。地元の金融関係者は「マネーロンダリング、あるいは何らかの口止め料として使われた可能性が極めて高い」と指摘する。ただの温泉施設が、なぜこれほど巨額の不透明なマネーゲームに巻き込まれる必要があったのだろうか。