「小さくて取るのが怖いから、とりあえずそのままにしておこう」と放置するのは最も危険な選択肢です。カメムシの卵の孵化日数は気温によって変動するものの、産卵からわずか1週間〜10日程度、真夏の高温期であれば最短5日前後で孵化に至ります。
卵の色は産み付けられた直後は鮮やかな黄緑色をしていますが、孵化が近づくにつれて中心部が白っぽく濁り、やがて幼虫の複眼が透けて赤や茶色、黒っぽい斑点が現れてきます。この色の変化は、孵化が秒読み段階に入った危険信号です。
もし洗濯物に付いたまま室内に取り込み、部屋の中で一斉に孵化してしまった場合、20〜30匹以上の小さな幼虫が一瞬で部屋中に散らばる大惨事になります。幼虫であっても刺激を与えれば微量の臭気を放ち、集合フェロモンによって群れを作る性質があるため、見つけ次第1日でも早く除去しなければなりません。