中崎町「天人」が愛される3つの理由|大阪古民家カフェの真相

中崎町「天人」が愛される3つの理由|大阪古民家カフェの真相

中崎町「天人」が愛される3つの理由|大阪古民家カフェの真相にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

現在でこそ若者や外国人観光客で賑わう一大カルチャースポットとなった中崎町ですが、2000年以前は高齢化が進み、放置された空き家が目立つ静かな下町でした。その情景を一変させる契機となったのが、パフォーマー・表現者として国際的に活動していた天人純(Jun Amanto)オーナーによる中崎町古民家再生プロジェクトの始動です。

2001年、天人純氏は取り壊し寸前だった築120年以上の木造長屋に目を留め、建築の専門家に頼るだけでなく、地域の住民や若手アーティスト、ボランティアら延べ数百人の手を借りてセルフリノベーションを敢行しました。当時の活動記録によると、単に古い建物を修復するのではなく、「人と人が有機的につながるコミュニティの拠点(サロン)」を創出することが最大の目的だったと記されています。

この「Salon de AManTo 天人」の誕生を皮切りに、共鳴したクリエイターたちが次々と周辺の長屋を改装してギャラリーや雑貨店、飲食店を開業。中崎町が大阪屈指のレトロカフェ激戦区へと進化を遂げる原点となったのです。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。