インテリアデザインを担当したのは、世界的な評価を受けるデザインスタジオ、ヤブ・プシェルバーグだ。彼らが追求したのは、日本の伝統的な素材感と現代的なミニマリズムが完璧に融合したリゾートの佇まいである。木、石、和紙といった自然素材の温もりが、高層階のガラス壁越しに広がる広大な空と優美に調和する。
居住スペースに足を踏み入れると、天井高の贅沢さと光の計算し尽くされた配置に息をのむ。大手ホテルチェーンが手がける標準化された内装とは一線を画し、住戸ごとに細部までカスタムメイドされた意匠が施されている。過度な装飾を削ぎ落とした先にある洗練。これこそが、本物だけを知る人々を引き寄せる理由にほかならない。