Q1:ニュースで「鎮圧」と報じられたら、避難していた近隣住民はもう自宅に戻っても安全ですか?
A1:自己判断で戻るのは極めて危険です。鎮圧の段階では、有毒な一酸化炭素を含む煙が風下に滞留しているほか、焼損した外壁や看板が落下するリスクがあります。自治体や所轄警察・消防から「避難指示の解除」が正式にアナウンスされるまでは、指定の安全な避難場所で待機を継続してください。
Q2:一般的な住宅火災の場合、鎮圧が宣言されてから鎮火に至るまでどれくらいの時間がかかりますか?
A2:一般的な木造住宅の場合でおよそ2時間から5時間程度が目安となります。ただし、鉄骨造で断熱材が壁内に敷き詰められている場合や、室内に書籍・衣類・段ボールなどの可燃物が大量に積まれている場合は、残火処理に半日以上を要することも珍しくありません。
Q3:消防署はどのような基準をもって「鎮火」と判断しているのですか?
A3:炎が消えていることの目視確認だけでなく、鳶口などで壁や瓦礫を壊して内部の火種を完全に露出させ、放水・冷却を行います。その上で、熱画像直視装置(サーモグラフィ)を用いて残存熱源の温度測定を行い、再燃の可能性がゼロであると現場最高指揮官が認めた段階で正式に「鎮火」が決定されます。