う〜んマンダムの衝撃!ブロンソンと大林宣彦が作った男の美学

う〜んマンダムの衝撃!ブロンソンと大林宣彦が作った男の美学

う〜んマンダムの衝撃!ブロンソンと大林宣彦が作った男の美学にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

1970年代初頭、経営難に直面していた丹頂株式会社(現・株式会社マンダム)は、起死回生を懸けた巨大プロジェクトへと舵を切った。会社存続の命運を託されたのは、ハリウッドで不動の地位を築いていたチャールズ・ブロンソンである。

洗面台で豪快に水を浴び、顎を撫で回しながら放つ一言――「う〜ん、マンダム」。このわずか数秒の演出が、日本中に地鳴りのような衝撃をもたらした。溢れ出る男汁と無骨なセクシーさ。それまでの日本のテレビCMには存在しなかった過激でワイルドな世界観が、視聴者の脳裏に深く刻み込まれた。倒産寸前だった企業は、このたった1本のコマーシャルによって劇的な復活を果たし、社名すらもブランド名へと変更するに至った。

後年まで語り継がれるマンダム(男の美学)の原点は、まさにこの窮地から生まれた乾坤一擲の大勝負にあったのだ。

吉田 誠
著者

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。