オープン直後の売り場に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは土の香りが残るフレッシュな採れたて野菜の数々だ。高梁の清流と寒暖差が生み出す高梁産のトマトや高原野菜、そして季節ごとに表情を変える果物が、あふれんばかりに棚を埋め尽くしている。
「今朝、5時に畑で収穫したばかりのものをそのまま持ち込んでいるんです」。そう笑顔で語る地元の生産者。流通コストと時間をギリギリまで削ぎ落としたからこそ実現できる圧倒的な鮮度と、手に取りやすい価格帯。カゴいっぱいに野菜を詰め込む買い物客の笑顔が、この場所の真価を雄弁に物語っている。