居住用マンションに潜入する風俗形態は、大きく分けて2種類存在します。1つは部屋そのものを施術場所として客を招き入れる「マンションヘルス(店舗型)」、もう1つは派遣型風俗の女性キャストや送迎ドライバーが待機する拠点として利用される「デリヘル待機部屋」です。
いずれの手法も、賃貸契約を結ぶ段階から組織的な隠蔽工作が行われます。実態のないペーパーカンパニーや、報酬目当ての第三者による「名義貸し」を利用して一般の賃貸物件を契約。表向きは個人宅や通常のリモートワーク用オフィスを装い、内装を急ごしらえで改装して営業を開始します。
しかし、ワンルームやコンパクトな間取りのマンションにおいて、不特定多数の人間が昼夜を問わず出入りする行為は隠し通せるものではありません。室内に複数の簡易ベッドや大量のタオル、衛生用品を運び込む搬入作業の段階から、近隣住民の不信感を買うケースが目立ちます。