Q1:チャドクガの死骸や脱皮殻に触れても毛虫皮膚炎になりますか?
A1:はい、発症します。ドクガやチャドクガの毒針毛は、幼虫が死んだ後や脱皮した後の抜け殻、さらには成虫(蛾)の体や卵塊にもそのまま残っています。冬場や春先の葉の裏に残る古い繭や脱皮殻に触れただけでも激しい皮膚炎を引き起こすため、直接生きた毛虫を見ていなくても油断は禁物です。
Q2:毛虫に刺された跡(茶色いシミ)は消えますか?
A2:多くの場合、炎症が収まった後に一時的な色素沈着(炎症後色素沈着)が残りますが、半年から1年程度の肌のターンオーバーとともに徐々に薄くなり自然に消えていきます。ただし、強い炎症を放置したり激しく掻き壊して真皮層を傷つけた場合、跡が数年残ったり消えにくくなるリスクが高まるため、初期段階でステロイドを用いて素早く炎症を鎮火させることが重要です。
Q3:庭木の消毒や駆除を行う際の安全な方法は?
A3:チャドクガの発生時期(年2回:5〜6月頃、8〜9月頃)の前に、ツバキやサザンカの葉を点検します。もし幼虫の群生を見つけた場合は、絶対に素手やホウキで払ってはいけません。風で毒針毛が飛び散るため、市販の「毛虫専用固着スプレー(毒針毛を樹脂で固めるタイプ)」を噴霧してから枝ごと切り落とし、ビニール袋に密閉して可燃ゴミとして処分するのが安全です。