埼玉県知事の大野元裕氏が掲げる「シニア革命」や持続可能な健康・未病対策において、都市公園が果たす役割は極めて重い。埼玉県では超高齢社会を見据え、医療費の抑制と健康寿命の延伸を両輪とする政策を精力的に推進してきた。そのフロントラインとして、越谷市に位置するこの拠点は理想的な実証フィールドとなっている。
年齢や体力を問わず誰もが気軽に参加できるウォーキングイベントや健康講座の開催など、行政と指定管理者が一体となった取り組みが加速している。緑に囲まれたオープンスペースで体を動かす体験は、メンタルヘルスの向上にも直結する。都市型インフラのあり方が見直されるなか、行政主導のウェルネス戦略が地域社会に深く浸透している好例といえる。