インターネット上では時折、「ボウリングのプロテストは誰でも受けられて簡単に受かるのではないか」といった誤解が見受けられます。しかし、日本プロボウリング協会公式が実施するプロテストは、国内の全スポーツ競技団体のなかでも屈指の肉体的・精神的過酷さを誇る難関試験です。
その実態を知れば、JPBA公認プロボウラーという資格の重みが明確に理解できます。
- 第1次実技テスト:4日間で1日15ゲーム、計60ゲームを投球。男子はトータルアベレージ200点以上、女子は190点以上が合格条件。
- 第2次実技テスト:第1次合格者のみが進出。異なる会場でさらに4日間計60ゲームを投球。第1次と合わせた合計120ゲームで男子アベレージ200点、女子190点を維持しなければ即不合格。
- 筆記試験・面接:実技合格者のみが受講。プロボウラーとしての倫理規定、ルール知識、マナーの適性を厳格に審査。
1日15ゲームを連日投球する負荷は凄まじく、指の皮がめくれ、手首や腰に激痛を抱えながら投球を続ける選手も珍しくありません。合格率は毎年およそ20%〜30%程度にとどまり、トップアマチュアや国体選手であっても複数回不合格になるほど高い壁として立ちはだかっています。