マッチングアプリが普及し、出会いの選択肢が無限に広がったはずの2026年。それにもかかわらず、若者たちの間では「誰を選べばいいのかわからない」という深刻なマリッジブルーが広がっている。タイパ(タイムパフォーマンス)を重視するあまり、失敗を極度に恐れる世代だ。
そこで再評価されているのが、細木数子の「断定する力」だ。曖昧なアドバイスでお茶を濁す現代のカウンセラーとは異なり、「この時期の結婚はダメ」「この男とは別れなさい」と退路を断つ彼女の強烈なメッセージは、迷える若者にとって一種の救いとして機能している。選択肢が多すぎる時代だからこそ、絶対的な指針が求められているのだ。