夢見ヶ崎動物公園をストレスなく楽しむための最大の関門が駐車場混雑状況の把握です。丘の上の専用駐車場は無料で利用できるものの、収容台数が約19台と極めて小規模です。天気の良い土日祝日には、開園直後の午前9時30分を過ぎた時点で満車となり、周辺の狭い生活道路に入庫待ちの車列ができる光景が日常化しています。
車で来園する場合の鉄則は、「午前9時の開園直後を狙う」か、山麓周辺のコインパーキング(ナビパーク幸区南加瀬第1など)に初めから停めて歩く二者択一です。路上での待機は道幅が狭く近隣住民の迷惑となるため推奨されません。
公共交通機関を利用する場合、最寄りとなるJR横須賀線・湘南新宿ライン「新川崎駅」からのアクセスは徒歩約15分です。また、JR南武線「鹿島田駅」からも徒歩約20分でアプローチできます。ただし注意点として、加瀬山の山頂へ登るアプローチには「寿老神側の急な階段ルート」と「天照皇大神側のなだらかな坂道スロープ」の2通りがあります。ベビーカーや車椅子を利用する際は、階段を避けて南側の車道スロープへ回り込む動線を選ぶのが現地でのスマートな移動術です。川崎駅西口や元住吉駅からの路線バス(川崎鶴見臨港バス・川崎市バス)を利用し、「夢見ヶ崎動物公園前」停留所で下車するルートも勾配を最小限に抑えられます。
園内には本格的なレストランやカフェはなく、飲料水の自動販売機とベンチ、東屋が中心となります。そのため、夢見ヶ崎動物公園周辺で子連れランチを計画するなら、以下の2つのパターンがおすすめです。
1つ目は、「青空ピクニックスタイル」です。加瀬山の広場や木陰のベンチでお弁当を広げる開放感は格別です。新川崎駅前のスーパーやベーカリーでサンドイッチを調達して持ち込むスタイルが、小さな子ども連れファミリーから絶大な支持を集めています(※ゴミ箱は設置されていないため、ゴミの持ち帰りは必須)。
2つ目は、「新川崎駅周辺の商業施設への移動」です。新川崎駅直結の商業施設「新川崎スクエア」には、ファミリーレストランやカフェ、充実した授乳室やオムツ替えスペースが完備されています。午前中に動物園を1時間半ほど散策し、丘を下りて駅前でゆったりランチを摂るスケジュールを組めば、子どもが飽きることもぐずることもなく、極めて満足度の高い半日観光コースが完成します。