数字は嘘をつかない。鎮西高校女子バレー部の実力は、過去3年間の安定した成績が証明している。2023年の熊本県高校新人バレーボール大会でベスト4入りを果たすと、その勢いは止まらなかった。
2024年には熊本県バレーボール協会長杯、そして最重要大会の一つである熊本県高校バレーボール選手権大会(インターハイ予選)でもベスト4の座を確保。そして2025年の春高バレーでも同じ成績を収めた。この一貫性こそが、チームの底力を物語っている。
ベスト4の壁を越えるための課題
しかし選手たちは現状に満足していない。ベスト4は通過点に過ぎず、目標は県大会優勝、そして全国の舞台だ。壁となっているのは、県内トップ2校との実力差。特に最終セットでの精神的な強さと、勝負どころでの得点力が課題として挙がる。
3年生の山本弥京選手は「監督やコーチからの指導で粘り強く勝ちにこだわりたい」と語る。この言葉には、あと一歩で掴めなかった勝利への渇望が込められている。