名阪国道が通行止めになった際、多くの一般ドライバーが陥りがちな致命的な誤解が「並行する旧国道25号(非バイパス区間)を使えば迂回できる」という思い込みです。
名阪国道に並行する旧国道25号の一部区間(特に奈良・三重県境周辺)は、いわゆる「酷道」と呼ばれる極めて狭小な山道です。幅員減少や急カーブが連続し、大型車のすれ違いは不可能であり、普通車であっても対向車との離合困難で大規模な膠着状態(デッドロック)を引き起こします。通行止め時に旧道へ迷い込んだトラックが身動きを取れなくなり、警察やレッカーが出動する二次障害が毎年のように発生しています。
迂回を検討する場合、無料の旧道に固執するのではなく、新名神高速道路や東名阪・新名神連絡ルート、あるいは南側の国道165号・国道166号といったキャパシティのある幹線道路を冷静に選択することが鉄則です。