日本相撲協会から発表された公式取組結果をもとに、今場所の幕内・十両の勝敗一覧を振り返ると、東西の番付上位陣と平幕勢の明暗がくっきりと分かれる星取表となりました。特に役力士の勝ち越しラインを巡る攻防は、14日目・千秋楽まで熾烈を極めました。
三役陣では、大関陣が中盤の苦しい立ち上がりを修正してしっかりと勝ち越しを確保した一方、関脇・小結陣では連日の激闘による疲労から黒星が先行する力士も見られました。対照的に、前頭中位から下位にかけての若手力士たちが鋭い出足と力強い押し相撲で二桁勝利を次々とマークし、最新番付の再編に直結する大きなインパクトを残しています。
また、関取の座を争う十両の土俵も見応え十分でした。幕内経験豊富なベテランが巧みな取り口で勝ち星を伸ばす中、将来を嘱望される十両上位のホープが堂々たる相撲で優勝争いを牽引。来場所の幕内昇進(入幕)を手中に収める力士が複数誕生するなど、世代交代の足音が確実に聞こえる15日間となりました。