ネット上の掲示板やSNSでは、時に断片的な情報から誤った認識が広まることがあります。ここでは受験生や保護者が抱きがちな2大誤解を解き明かします。
誤解1:「名経大市邨の生徒は、全員が系列の名古屋経済大学へ進学する?」
これは完全な誤解です。実際の進路データを検証すると、系列の名古屋経済大学への内部進学率は全体の10〜15%程度にとどまります。大半の生徒は、南山大学、愛知大学、名城大学、中京大学をはじめとする県内主要私立大学や、国公立大学、関東・関西の有名私大、看護・医療系専門学校などへ進学しています。系列大学への内部推薦権を確保しながら他大学を受験できる制度もあり、セーフティネットを持ちながら外部進学へチャレンジできる環境が整っています。
誤解2:「ICT教育先進校だから、机に向かう学力はつかない?」
「タブレットばかり使っていて一般入試のペーパーテストに弱いのでは」という懸念も散見されます。しかし、同校のICT活用は単なる動画視聴や検索にとどまりません。協働学習での意見共有、レポート執筆、プレゼンテーションのデータ作成など、「アウトプットを通じて知識を定着させる手段」として活用されています。結果として、共通テストや記述式試験で求められる読解力・思考力の養成に直結しています。