オープンキャンパスの成否は、パンフレットや大学公式サイトに掲載されている「美しく整えられた広報写真」と「現場の実態」の落差をいかに見抜けるかにかかっています。実際に名古屋市内の主要大学OCへ足を運んだ現役学生・保護者の声を集約すると、現場ならではの気付きが浮き彫りになります。
名古屋大学を訪れた受験生からは、「地下鉄名城線の名古屋大学駅を出てすぐだが、文系エリアから工学部・農学部エリアへの移動で徒歩15分以上かかり、猛暑の中でのキャンパス移動が想像以上に過酷だった」という声が多数寄せられました。広大な敷地を持つ国立大学では、キャンパス内の移動時間や棟ごとの連絡性を身をもって体験することが、進学後の通学負担を測る重要な尺度となります。
一方、都心型キャンパスを誇る愛知大学(ささしまライブ)や中京大学(八事)では、駅直結または徒歩数分というアクセスの良さが高く評価される反面、「都市型高層校舎ゆえに休み時間のフロア移動(エレベーター待ち)が混雑する」といったリアルな課題も指摘されています。また、南山大学では「緑豊かで洗練されたキャンパスデザインと、活発にディスカッションを行う在学生の国際的な雰囲気が志望動機の決定打になった」という評判が目立ちます。