同校の学びを象徴するのが、伝統ある機械科と建築科の存在だ。機械科では3D CADを用いた設計からNC工作機械による精密加工まで、プロ顔負けの設備で授業が行われる。一方、建築科では木造建築の構造理解から都市計画の基礎までを網羅し、コンクリートの強度試験や建築製図の特訓が日常風景となっている。
こうした質の高い工業教育を結実させる場が、全国高校生ものづくりコンテストだ。生徒たちは放課後や休日を返上して技術を研ぎ澄まし、幾度となく県大会や近畿大会、全国の舞台で上位入賞を果たしてきた。極限の集中力が要求される手作業の精密さは、専門職人も脱帽するレベルだ。