ネット上の旅行コミュニティや口コミサイトに寄せられた膨大な利用者の手記・証言を精査すると、公式パンフレットの華やかなイメージだけでは見えてこない「現場の生々しいリアル」が浮かび上がってきます。
近年就航した大型新造船「フェリーきょうと」「フェリーふくおか」に対する評価は総じて極めて高く、「船内とは思えないホテルのような静粛性」「瀬戸内海の穏やかな揺れで熟睡できた」といった絶賛の声が目立ちます。一方で、予約運用に関して不満や戸惑いの声が集中しているのが「第1便と第2便の体感格差」です。
夕方17時台に出航する「第1便」は、新門司港に早朝5時30分という極めて早い時間帯に到着します。九州各地へ朝一番から移動を開始できるメリットがある反面、「寝足りない」「朝食を慌ただしく済ませて追い出されるように下船した」という声が散見されます。対して19時50分に出航する「第2便」は、船内レストランでゆっくりバイキングを楽しみ、明石海峡大橋の夜景を眺め、翌朝も8時30分着と余裕を持って行動できるため、予約の集中度合いが桁違いです。予約開始日の朝9時にアクセスが集中するのも大半が第2便であり、便選びの段階で勝負が始まっています。
また、予約確認のフローに関しても現場ならではの落とし穴が指摘されています。WEB予約完了時に発行される「予約番号」を控え忘れたり、会員登録をせずにゲスト予約したことで、後からマイページに入れず名門大洋フェリーの予約確認に手間取る事例が後を絶ちません。メールのドメイン指定受信設定やスクリーンショットでの保存は、現場カウンターでのトラブル防止に必須の自衛策です。