井筒部屋といえば、往年のファンなら誰もが思い浮かべるのが「井筒三兄弟」の躍進だ。長男の鶴嶺山、次男の逆鉾、そして三男の寺尾常史。特に「土俵の貴公子」と称された寺尾が見せた、鬼気迫る高速の突っ張りは昭和・平成の土俵を華々しく彩った。
軽量でありながら百数十キロの巨漢力士たちを猛烈な回転の張り手と突っ張りで薙ぎ倒す姿は、まさに痛快の一言だった。寺尾が後に錣山部屋を立ち上げ、その独自の指導論で実力者たちを育て上げた背景にも、井筒で培われた「気骨」の相撲哲学が脈々と流れていたのである。
井筒部屋といえば、往年のファンなら誰もが思い浮かべるのが「井筒三兄弟」の躍進だ。長男の鶴嶺山、次男の逆鉾、そして三男の寺尾常史。特に「土俵の貴公子」と称された寺尾が見せた、鬼気迫る高速の突っ張りは昭和・平成の土俵を華々しく彩った。
軽量でありながら百数十キロの巨漢力士たちを猛烈な回転の張り手と突っ張りで薙ぎ倒す姿は、まさに痛快の一言だった。寺尾が後に錣山部屋を立ち上げ、その独自の指導論で実力者たちを育て上げた背景にも、井筒で培われた「気骨」の相撲哲学が脈々と流れていたのである。