伊藤かずえの名を語る上で欠かせないのが、30年以上乗り続けている愛車「日産・シーマ」の存在だ。バブル期を象徴する高級セダンであるシーマを新車で購入し、長年大切に乗り続けてきた彼女のエピソードは、多くのクルマ好きやメディアの胸を打った。
走行距離が26万キロを超えた際、日産自動車が全面協力を申し出たレストアプロジェクトは大きな話題を呼んだ。半年以上に及ぶフルレストアを経て、新車同様の輝きを取り戻した日産・シーマ。引き渡し式での彼女の感涙した表情は、今もファンの記憶に新しく残っている。現在も日常の足として、そしてかけがえのない相棒としてそのシーマを大切に走らせており、車への深い愛着と物に対する誠実な姿勢がうかがえる。