2008年、夏の風物詩としてテレビ画面を飾ったのが「資生堂シーブリーズ」のCMだった。汗と青春が交錯する映像のバックで流れていたメロディこそが、彼女たちの代表曲だ。ソニー・ミュージックエンタテインメント傘下のキューンミュージックからリリースされたこのシングルは、チャートを駆け上がり、全国の若者たちの耳を一気に捉えた。
当時のJ-POPシーンにおいて、女性スリーピースバンドがこれほどストレートでエモーショナルなロックサウンドを大衆CMの前面に打ち出した例は極めて珍しい。単なるタイアップという枠組みを超え、街中の空気を一変させるほどのインパクトを持っていた。