名駅エリアにはJRゲートタワーや高島屋、名鉄百貨店など、巨大な商業施設が立ち並ぶ。競合がひしめく中で、この施設が生き残ってきた最大の強みは、近鉄名古屋駅の改札口とダイレクトに繋がる利便性と、ターゲット層の明確な絞り込みにある。
三重や奈良、さらには関西圏からのアクセス拠点である近鉄線の乗降客をストレートに吸い上げ、通学途中の高校生や大学生が「ふらっと立ち寄れる」絶妙な敷居の低さを保ち続けている。高級感や上質さを打ち出す周囲の百貨店とは明確に一線を画し、常に「等身大の若者」に寄り添うポジションを堅持している点が大きい。