1970年代から80年代にかけて、テレビ界に燦然と輝く金字塔を打ち立てたのが伝説の刑事ドラマ『Gメン'75』だ。若林が演じた立花警部補(のちに警部)は、滑走路を滑走するメンバーの歩みとともに、ハードボイルドな警察ドラマの象徴として視聴者の目に焼き付いている。
激しいアクションと社会派の重厚なシナリオが交錯する現場は、まさに命がけの熱量に満ちていた。さらに山口百恵主演の大ヒットドラマ『赤い絆』などでも存在感を発揮し、甘いマスクとニヒルな佇まいで全国の女性ファンを熱狂させた時代は、昭和のテレビ黄金期そのものと言える。