2010年代以降、急速に発展した2.5次元舞台シーンにおいて、窪寺昭さんは若手俳優たちを包み込み、作品全体のクオリティを引き上げる「精神的支柱」として絶大なリスペクトを受けていました。
特に舞台『刀剣乱舞』(悲伝 結いの目の不如帰、慈伝 日日の葉よ風になど)で演じた明智光秀役は、歴史の過酷な運命を背負う武将の生き様を圧倒的な殺陣と魂の叫びで演じ切り、劇場を深い感動の渦に巻き込みました。
一方で、舞台『文豪ストレイドッグス』におけるポートマフィア首領・森鴎外役では、冷徹な統率力と不気味な底知れなさを巧みに表現。かと思えば、舞台『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN'S SHOW TIME~』では全身全霊のコメディアンとしてイヤミ役に扮し、お馴染みの「シェー!」のポーズを全力で決めて観客を爆笑させるなど、役柄の幅の広さはまさに驚異的でした。