ネット上の情報では「Lee 91-Bはワンサイズ上を選んでオーバーサイズで着るべき」という言説が見られますが、これは典型的な誤解の一つです。91-B本来の魅力は、ウエスト丈でキュッと締まったボックスシルエットにあります。過度にオーバーサイズを選ぶと、裾が広がりすぎて上半身が不自然に大きく見えてしまいます。
失敗しないサイズ選びの基準は以下の通りです。
- インナーにスウェットやパーカーを着る場合:ジャストサイズ表記から「1サイズアップ(例:普段38なら40)」を選択。肩が適度に落ちつつ、裾が腰骨の位置で綺麗に収まります。
- Tシャツや薄手シャツの上に羽織る場合:「ジャストサイズ(例:表記36〜38)」を選択。前ジッパーを少し開けた際のVラインが美しく引き立ちます。
コーディネートにおいては、ボトムスに無骨な極太デニムを合わせるセットアップスタイルはもちろん、上品なグレーのスラックスやホワイトのチノパンを合わせることで、土臭さを程よく中和した大人のワークスタイルが完成します。足元はレッドウィング等のワークブーツだけでなく、ローファーやオールスターを合わせることで洗練された抜け感を演出できます。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
ワークジャケットの頂点に君臨するLee 91-Bですが、すべての人に無条件で適しているわけではありません。購入後のミスマッチを防ぐため、以下の判断基準を参考にしてください。
【Lee 91-Bをおすすめできる人】
- 本物のヴィンテージ特有のインディゴの経年変化や歴史的背景を肌で楽しみたい人
- ショート丈で足長効果のあるスタイリッシュなアウターを探している人
- 資産価値としても残りやすい、普遍的なマスターピースを手元に残したい人
【購入に慎重になるべき人】
- 極端なロング丈やドロップショルダーなど、モードなビッグシルエットを好む人
- 古着特有のステッチのほつれやオイル染み、ジッパーの固さをストレスに感じる人
- 雨天や真冬の防寒着として単体での防風・保温性を過剰に期待している人