三浦璃来は2001年生まれ、木原龍一は1992年生まれ。この9歳の差は、ジュニアからシニアへの移行期にある若者と、すでに酸いも甘いも噛み分けたベテランという構図を作る。しかし、氷の上に立てばその差は消え去る。むしろ、お互いに足りないピースを埋め合わせるかのような完璧なパズルとなるのだ。
キャリアの初期、周囲からは「年齢差による体格や体力の変化にどう対応するのか」という懸念の声もあった。しかし、彼らはそれを圧倒的な練習量と、言葉を超えたコミュニケーションで黙らせた。年齢が離れているからこそ、お互いに対するリスペクトが自然と生まれ、無駄な衝突を避けることができたのだと関係者は語る。