ヘアカラーのグレーで失敗しない!緑化・色落ちを防ぐ最新オーダー術

ヘアカラーのグレーで失敗しない!緑化・色落ちを防ぐ最新オーダー術

ヘアカラーのグレーで失敗しない!緑化・色落ちを防ぐ最新オーダー術の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

サロン帰りの鏡を見て「想像と全く違う」とショックを受けるケースの多くは、施術前のベースカラーとグレーという色味の相性への理解不足から生じています。グレーヘアカラーの失敗理由を紐解くと、主に2つの現象に集約されます。

第1の失敗が、ヘアカラーのグレーが緑になる原因です。灰色(グレー)という染料は、基本的に青や青紫、無彩色のモノトーン色素を組み合わせて作られています。日本人の黒髪をブリーチすると、赤褐色からオレンジ、さらに脱色が進むと黄土色〜レモンイエローへと変化します。このとき、ブリーチで抜けきれずに残った「黄色」の髪に対してダイレクトに青みの強いアッシュグレーを重ねてしまうと、絵の具と同じ「黄+青=緑」の混色原理が働き、濁ったオリーブグリーンに変色してしまうのです。

第2の失敗が、トーン設定の誤りによる「黒髪化」です。透明感を出したいからといって、ベースの明るさが足りない(8〜9トーン程度)状態の髪に濃密なダークグレーやグレーアッシュを沈み込ませると、光を透過しない重苦しい黒染めのような仕上がりになってしまいます。美容師がアンダートーン(元の髪色)のメラニンを見極め、黄みを打ち消す補色(バイオレット)を数パーセント配合しているかどうかが、成否を分ける境界線となります。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。