ものつくり大学の公式発表資料および就職実績データによると、卒業生の就職率は例年98〜100%近辺を維持し続けています。求人倍率は学生1人あたり数十倍に達し、建設・製造業界における「ものつくり大ブランド」は確固たる地位を築いています。
建設学科の主な就職先には、大林組、清水建設、鹿島建設などの大手スーパーゼネコンやそのグループ企業をはじめ、一条工務店、住友林業、大和ハウス工業、さらには各地の有力総合建設会社(ゼネコン)が名を連ねます。総合機械学科でも、SUBARU、スズキ、DMG森精機、ファナック関連企業など、日本の中核を担う機械・自動車・精密機器メーカーへ多数の技術者が巣立っています。
なぜ偏差値の序列を飛び越えて大手・優良企業へ採用されるのか。採用担当者の証言や現場の構造分析から、3つの明確な理由が浮き彫りになります。
- 「図面を描けて、自ら現場で加工・施工できる」希少性:一般的な工学部出身者は理論の計算ができても現場の工具や重機の扱いを知りません。一方、同大学の学生は1年次から墨出しや木材加工、溶接、切削加工を体で覚えているため、職人と対等に技術的な対話ができます。
- 40日間の本格的インターンシップ:形式的な1〜2日の職場見学ではなく、実際の工事現場や工場に2カ月近く常駐して実務をこなします。企業側からすれば「実務能力と人間性を長期間見極めた上で採用できる」ため、ミスマッチが起きません。
- 1級建築士や施工管理技士への最短ルート:建設学科では実務に直結した設計製図・施工計画を学ぶため、国家資格取得に向けた基礎体力が大学在学中に徹底して鍛え上げられます。