第2部の完結後、さらにスケールアップして幕を開けたのが第3部『ぼくは地球と歌う』です。中学生へと成長した蓮は、ある夜、美しい歌声とともに現れた謎の少女と出会います。
本作の大きな見どころは、前作『ぼく地球』でも明かされなかった「木蓮の母・ヘザー」の存在や、異星「キチェス」の深層史へと踏み込んでいる点です。蓮の周囲で再び前世の記憶と地球そのものの危機が交錯し、物語のトーンは第1部のような緊迫感とミステリー要素を取り戻しています。
雑誌『メロディ』で連載中の単行本最新刊では、蓮の出生に隠されたさらなる秘密や、輪たちが過去に抱えたトラウマの真の昇華が描かれ、クライマックスに向けた息もつかせぬ展開が繰り広げられています。