花火大会のもう一つの醍醐味である屋台(出店)は、木更津港へと続くメインストリートや吾妻公園周辺に数多く立ち並ぶ。房総半島の新鮮な海産物を使ったイカ焼きや、地元名物の焼きそば、冷たいスイーツまで多種多様なグルメが味わえる。屋台のピークは17時頃から打ち上げ開始直前に迎えるため、混雑を避けるなら15時台の早い時間帯に買い出しを済ませておくのがスマートだ。
一方、帰路のアクセスは大混雑との戦いになる。特に東日本旅客鉄道(JR東日本)の内房線木更津駅は、大会終了後に数千人規模の乗客が一斉に押し寄せ、構内への入場制限が発令されることも日常茶飯事だ。改札前で1時間以上足止めされる事態を回避するには、綿密な脱出戦略が求められる。
最も有効な回避ルートは、終演直前のラストスターマインが上がるタイミングで駅へ向かい始めるか、あるいは大会終了後も焦らず港周辺の飲食店で2時間ほど時間を潰してから移動することだ。また、隣の巌根駅や君津駅まで徒歩やシェアサイクルで移動してから乗車するルートや、高速バスの予約受付を事前に済ませておく方法も、現地を知り尽くした者だけが実践する賢明な避難術と言える。