本作は、単なる軽快なラブコメディではありません。物語の根底には、夕希の亡き兄の死の真相と純平の過去が複雑に絡み合う、非常にシリアスで重厚なサスペンス要素と純愛が描かれていました。
豪華なキャスト陣も見どころの一つでした。主演の牧瀬里穂さん、稲垣吾郎さんを取り巻く人物として、筒井道隆さん、深津絵里さん、田中律子さんといった当時の若手実力派が集結。若者たちが抱える夢、挫折、葛藤が生々しく描写されました。
さらにドラマの人気を決定づけたのが、佐野元春さんが歌う主題歌「約束の橋」です。1989年にリリースされていた楽曲がドラマ主題歌に起用されたことで再び脚光を浴び、オリコンチャート上位を記録するメガヒットとなりました。切なく疾走感のあるメロディと夕希のピュアな想いが重なり、90年代初頭のテレビドラマ史に残る金字塔となったのです。