受診までの応急処置や軽微な乾燥対策として市販の点眼薬を選ぶ際は、配合成分を厳密にチェックする姿勢が欠かせません。
充血を一時的に隠す「塩酸テトラヒドロゾリン」「ナファゾリン塩酸塩」などの血管収縮剤が無配合のものを選ぶのが鉄則です。乾燥や異物混入が疑われる場合は、防腐剤フリーの人工涙液(塩化ナトリウム・塩化カリウム主成分)で洗い流すように潤いを与えましょう。
目頭にかゆみがある場合は、「クロモグリク酸ナトリウム」や抗ヒスタミン成分が配合されたアレルギー専用点眼薬を使用し、絶対に指で目頭を強く擦らないことが重要です。目の粘膜は極めて薄く、摩擦によって微小な傷がつくと、そこから常在菌が侵入して二次感染を引き起こす原因になります。