1980年代後半の開館から年月が経過した那覇市民体育館は、施設の長寿命化と現代的なスポーツニーズへの対応という大きな転換期を迎えています。近年、那覇市の公共施設再配置計画やスポーツ推進計画の中で、「施設の老朽化対策」「バリアフリー改修」「建て替え・移転の検討」が継続して議論されてきました。
識名エリアは住宅地が広がり地域密着型のスポーツ拠点として定着している一方、道路幅員の制約や大規模イベント時の交通容量に構造的課題を抱えています。市当局の施策方針では、全面的な移転建て替えには巨額の財政負担が伴うことから、当面は計画的な大規模修繕・空調設備等の改修を進めつつ、将来的なスポーツコンプレックス機能のあり方を模索する方針が取られています。
2026年現在も現行施設での安全な運用が維持されており、市民が日常的に利用できる環境が確保されています。