英語圏においてクジラはその圧倒的な巨大さから、「並外れて大きいもの」「素晴らしいもの」「影響力の強い存在」を象徴する比喩として定着しています。
日常会話で最も頻繁に使われるクジラ英語イディオムが「have a whale of a time」です。これは「非常に楽しい時間を過ごす」「最高のひとときを満喫する」という意味で、旅行やパーティーの感想を述べる際に多用されます。
- 「We had a whale of a time in Hawaii!(ハワイで本当に最高の時間を過ごしました!)」
また、現代社会や金融・IT業界で定着しているクジラ英語スラングとしての「whale」も見逃せません。もともとカジノ業界で巨額のチップを賭ける超大口ギャンブラーを「whale」と呼んでいた文化が転じ、現在では仮想通貨市場や株式市場で相場を動かすほどの巨額資金を持つ大口投資家のことを「Whale(クジラ)」と呼びます。暗号資産の取引速報などで「Whale Alert(クジラの動向警告)」といったフレーズを目にするのはこのためです。