Q1:南極と北極で人が住んでいるのはどちらですか?
A1:定住者がいるのは北極圏のみです。北極圏にはイヌイットやサーミ人などの先住民族をはじめ、約400万人の人々が都市や村を形成して暮らしています。一方、南極大陸には先住民族や永住者は一切存在せず、各国の研究観測基地に滞在する科学者や設営隊員(夏期で約4,000人、冬期で約1,000人程度)のみが一時的に生活しています。
Q2:北極と南極でオーロラが見える条件に違いはありますか?
A2:オーロラ(オーロラオーバル)は北極・南極の両方で発生し、基本的に発生の仕組みや頻度に大きな違いはありません。北極側を「ノーザンライツ(北極光)」、南極側を「サザンライツ(南極光)」と呼びます。ただし、南極は観測拠点への一般人のアクセスが極めて難しいため、観光目的でオーロラを観賞する場合は、インフラが整った北極圏(ノルウェー、フィンランド、カナダ、アラスカなど)が選ばれます。
Q3:なぜ南極はマイナス90度にもなるのに、ペンギンは凍死しないのですか?
A3:ペンギンの身体は極限環境に適応した驚異的な生体構造を持っています。高密度で生え揃った羽毛の下に分厚い皮下脂肪を備えているだけでなく、足の血管には動脈と静脈が網の目状に隣り合う「熱交換システム(ワンダーネット / 奇網)」が備わっています。冷たい足先から戻る血液を動脈の熱で温めてから体内に戻し、逆に足先へ送る血液の熱をあらかじめ回収することで、氷の上に立ち続けても体温を奪われない仕組みになっています。
Q4:日本から旅行で行く場合、南極と北極の費用の相場はどれくらい違いますか?
A4:一般的なツアーで比較すると、北極圏(北欧でのオーロラ観賞など)は1人あたり約50万〜120万円程度から渡航可能です。一方、南極クルーズ旅行は南米最南端からの専用耐氷船利用が主流となり、1人あたり約200万〜400万円以上が相場となります。南極点を目指す冒険ツアーの場合は1,000万円前後に達することもあります。