インターネット上の掲示板やSNSでは、「南麻布を歩けば頻繁に芸能人に遭遇する」「夜な夜な派手なパーティーが開かれている」といったステレオタイプな噂が散見されます。しかし、実際の現場を取材すると、ネット上の言説と現地の実態には顕著なギャップが見受けられます。
実際の南麻布は、六本木や西麻布のような繁華街の喧騒とは対極に位置する極めて静かな住宅街です。幹線道路から一本奥に入ると商業施設は少なく、夜間は人通りが制限された静寂が広がります。
「芸能人が多いならパパラッチやファンが張り付いているのではないか」という疑問に対しても、現実は異なります。前述の通り大使館周辺の警察官の巡回密度が非常に高いため、不審な長時間の路上待機やつきまとい行為は即座に職務質問の対象となります。この公的な防犯圧力が、有名人にとっての安全弁として機能しているのが実情です。