フィジー政府観光局が近年注力しているのが、環境負荷を抑えたサステナブルな観光施策の推進だ。単なる豪華な滞在体験を提供するだけでなく、訪問客が地元の自然保護やコミュニティ支援に直接関わることができる体験型プログラムが急速に増えている。
国の基幹をなす観光産業において、こうしたSDGs時代の新しい取り組みは世界的なモデルケースとして注目を集める。海洋サンゴの植え付け体験や、伝統文化を継承する村落でのファームステイなど、現代のリゾートトラベルは単なる消費から「地域との共生」へと進化を遂げた。旅人がもたらすエネルギーが、そのまま楽園の未来を守る力になっている。