男性にも「生理」が存在?テストステロン低下が招く体調変異の真実

男性にも「生理」が存在?テストステロン低下が招く体調変異の真実

男性にも「生理」が存在?テストステロン低下が招く体調変異の真実について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をご覧ください。

詳細を見る

ホルモン濃度の揺らぎが一時的なものではなく、慢性的かつ病的に低下した状態を「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」と呼ぶ。いわゆる「男性更年期障害」の医学的名称だ。女性の更年期が閉経を挟む数年間に集中するのに対し、男性の場合は40代から70代までダラダラと長引くのが大きな特徴である。

「自分はまだ若いから関係ない」という過信は危険だ。30代後半からすでにテストステロンの分泌量は緩やかに減少し始める。LOH症候群に陥ると、不眠、勃起障害(ED)、内臓脂肪の発達だけでなく、重度の抑うつ状態に陥るリスクが高まる。目に見える出血がない分、周囲からも本人からも見過ごされやすく、静かに心身をむしばんでいく点にこの問題の根深さがある。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。