ネット上の中傷問題は、もはや一芸能事務所の領域を超え、社会全体で解決すべき喫緊の課題となった。法務省の人権擁護機関や警視庁のサイバー犯罪対策課も、悪質なネット上の嫌がらせ行為に対する監視の目を強めている。侮辱罪の罰則強化に伴い、実際に逮捕や書類送検に至るケースも珍しくなくなってきた。
熾烈な競争が展開されるJ-POPシーンにおいて、男性アイドル文化を支えているのはファンの温かい熱量だ。だからこそ、SNSを利用する個人のネットリテラシーが今、強く問われている。エンターテインメントを楽しむ側も、自らが発する言葉の重みと法的責任を正しく自覚しなければならない。