認知心理学における二重符号化理論(Dual Coding Theory)が示す通り、人間の脳は言語情報(語呂合わせの音)単体よりも、視覚情報(イラストや解剖図)や運動情報(自分の体を動かす行為)と連動させた方が圧倒的に長期記憶へ定着しやすくなります。
脳神経12対の学習において、自分のタイプに応じた最適なアプローチを選択できているか確認してみましょう。
【プロの結論】効果が出やすい勉強法・見直しが必要な勉強法
▼ 今すぐ取り入れるべき学習法(向いているアプローチ)
- 白紙再現法:まっさらな紙に1から12までの番号を書き、名前、機能(感覚・運動・副交感)、通過孔、支配筋を3分以内に自力で書き出すアウトプット訓練を行う。
- イラスト・ボディマッピング:自分の顔や喉を実際に指差しながら、「ここは三叉神経V2」「ここは顔面神経」「舌の前側は味覚がVIIで痛みはV」と触覚を伴って確認する。
- 過去問連動型学習:語呂をインプットした当日に、必ず看護師やPT・OTの国試過去問を5〜10問解き、出題パターンを把握する。
▼ 避けるべき非効率な学習法(慎重になるべきアプローチ)
- 語呂合わせの聞き流しのみ:意味や解剖学的な位置関係を伴わない音声の暗記は、設問の聞き方が少し変わっただけで崩壊します。
- 参考書の色塗り・写経:カラフルにノートをまとめる作業自体が目的化し、脳のアクティブリコール(想起訓練)が行われていない状態。