畑で見かけるテントウムシがすべて害虫というわけではない。アブラムシを大量に捕食してくれる益虫のナナホシテントウは、農家にとって頼もしい味方だ。しかし、この両者を混同してしまうと、益虫を駆除したり害虫を放置したりする致命的なミスにつながる。
見分けるポイントは「表面のツヤ」と「星(黒点)の数」、そして「体の質感」にある。益虫であるナナホシテントウの背中はツルツルとした強い光沢があり、黒い斑点は正確に7個だ。一方、オオニジュウヤホシテントウは背中に細かい産毛が生えており、ツヤがなく全体的にマットな質感をしている。さらに、小さな黒点が28個もひしめき合っているのが最大の特徴だ。迷ったら背中に光沢があるか、毛が生えているかを注視するといい。