東京の個サルがどこか規律正しく整然としているのに対し、大阪のコートには独自の熱狂が漂う。シュートを大きく外せば、対戦相手のキーパーから「どこ打ってんねん!」と愛あるヤジが飛ぶ。味方が華麗なドリブルを見せれば、ベンチに座る全員が立ち上がってハイタッチを交わす。
言葉を交わす前から空気がほぐれ、5分後には長年の戦友のようなテンポでボールが回る。この大阪特有の気さくさとユーモアは、転勤で関西に移り住んだ単身者や、言葉の壁を抱えるインバウンドの外国人ワーカーにとっても強力な磁石となっている。パスが1本通れば、そこにはもう国籍も肩書きも関係ない。