乳首当てゲームの原型を辿ると、日本のテレビバラエティが築き上げてきた「目隠しテイスティング・触感当て」の系譜に行き当たります。特に大きな影響を与えたとされるのが、日本テレビ系列『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の名物コーナーである「ガキ使 利き企画」シリーズや、テレビ東京系『ゴッドタン』などの深夜番組で見られた身体を張ったお笑い演出です。本来は食品や日用品を当てるフォーマットを、人間の身体的特徴に置き換えるという狂気的なパロディ精神から、いわゆる「利き乳首 バラエティ」の原型が形作られました。
地上波テレビのコンプライアンスが厳格化するにつれ、この手の過激なネタは主戦場をWebメディアや動画配信サイトへと移します。2010年代後半から2026年代にかけて、東海オンエアやレペゼン地球(現・Candy Foxx)をはじめとする男性クリエイター集団が乳首当てゲーム YouTube企画として次々に投稿したことで、ネット世代へ一気に定着しました。「身内の体をどれだけ把握しているか」という男同士の絆を試すバカバカしい検証動画は、数百万回再生を連発するメガヒットコンテンツへと進化を遂げたのです。