かつては暗黙の了解として扱われていた大人のファンですが、各コンテンツホルダーの対応はこの十数年で劇的な進化を遂げました。
プリキュアシリーズでは、子ども向け玩具とは一線を画すプレミアムバンダイ限定の大人向けコスメや本格アクセサリーを展開。さらに当時のファンが大人になった世代を対象とした続編アニメ『キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23〜』が制作されるなど、公式が大人世代の熱量を明確にターゲットへ組み込んでいます。
特撮ジャンル(仮面ライダーやスーパー戦隊)においても同様です。劇中プロップの質感を完全再現した高価格帯変身ベルト『CSM(COMPLETE SELECTION MODIFICATION)』シリーズは大ヒットを継続しており、大人の購買力を見据えた一大ビジネスモデルが完成しています。
世界的なメガヒットIPであるポケモンに至っては、大人向けアパレルブランドとのコラボレーションや、本格的な競技シーンを創出する世界大会(WCS)の開催など、老若男女を問わない全方位型のマーケティングが完璧に根付いています。