Q1:しわの線を描き込みすぎて画面がごちゃついてしまいます。減らす基準はありますか?
A1:イラスト全体の中で「視線を誘導したいメインの部位」にのみしわを集中させ、それ以外の場所は大胆に省略するのが鉄則です。すべてのしわを等しく描くと視線が散乱するため、大きな力のかかっている「太い引っ張りしわ」を1〜2本決め、細かな小じわは影のグラデーションだけであっさり表現するとすっきりと洗練された印象になります。
Q2:風になびく服のしわはどのように組み立てれば自然に見えますか?
A2:風の吹いてくる方向と逆側に「布が引っ張られる支点」を設定します。風を受けて布が身体に張り付く部分(凸面)はしわを平坦にし、風下へ流れる裾や袖(凹面)に向かって放射状に広がるたわみしわを描くと、風圧の強さと布の軽やかさが鮮明に伝わります。
Q3:厚手の服と薄手の服で、影の入れ方にどのような違いをつければよいですか?
A3:厚手の服はしわの山が高く幅広くなるため、影の面積を広く取り、影の境界(エッジ)を適度にぼかします。逆に薄手の服はしわの折り返しが鋭角になるため、細くシャープな濃い落ち影を直線的に入れることで、生地の薄さとハリ感を表現できます。