Q1:粉瘤とニキビの見分け方はありますか?
A1:ニキビは毛穴に皮脂が溜まりアクネ菌が増殖する数ミリ程度の炎症で、数日から数週間で自然に治癒することが多いです。一方、粉瘤は皮下に袋ができる良性腫瘍のため自然治癒せず、徐々にサイズが大きくなります。しこりの中央に黒い点(へそと呼ばれる毛穴の開口部)が見られることや、特有のチーズのような悪臭を放つ分泌物が出る点も粉瘤の決定的な見分け方です。
Q2:粉瘤は市販の塗り薬や飲み薬で小さくできますか?
A2:市販薬で粉瘤を根本的に小さくしたり消したりすることは不可能です。市販の抗生物質軟膏や化膿止めは、細菌による表面的な炎症を一時的に抑える効果しかありません。皮下に存在する「角質を作る袋」そのものを薬剤で溶かして消し去ることはできないため、根治には外科的切除しかありません。
Q3:粉瘤の手術は仕事を休む必要がありますか?ダウンタイムはどのくらいですか?
A3:くり抜き法による日帰り手術であれば、手術時間は15分程度で終了し、仕事を長期で休む必要は基本的にありません。デスクワークであれば手術当日から復帰可能です。激しい運動、飲酒、長風呂は出血リスクを防ぐため術後2〜3日控える必要がありますが、翌日からシャワー浴で患部を優しく洗浄できる施設がほとんどです。抜糸が必要な場合も術後1〜2週間後に1度通院する程度で済みます。